8 金灯籠(きんとうろう)(1) 金灯籠朝早く(晨朝)や夜(初夜:夕方から夜半迄)にお経のあがる時、御影などお顔やお姿が良く拝めるように御面灯として用いるものです。したがって、大谷派においては平常は片付けておくべきものです。大谷派の金灯籠の脚は真っ直ぐにのびた蝶足と呼ばれるものを用います。 |
(2) 金灯籠の関連知識 中尊・祖師前に吊るされた金属製の灯籠で、内に油皿があり火を点じます。上部から吊輪・笠・火袋・受台・脚からなり、東西両派ともほぼ形は同じですが、お東は脚部が真っ直ぐにのびた蝶足です。 |
【在家用金灯籠】 |
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